戦争は終わった。
《鎮守府》は組織解体され、《提督》たちもその役目を終えた。
しかし、戦後の平和を謳歌する街のどこにも、ともに戦った《艦娘》たちの姿はなかった。
人々の思い出から、《艦娘》たちがこぼれ落ちていくように、《提督》という存在もまた、忘れられていく。
語り手たちは過去を語る。
自分自身の、一人称の過去を。
彼らは「信頼できる語り手」か、それとも「信頼できない語り手」か。
どう考えるかは、あなたの自由。
下記のバナーをお使いください。
<a href="http://www.enola.jp/kancolle/170923/index2.html" title="NEED TO KNOW" target="_blank"><img src="http://www.enola.jp/kancolle/170923/img/n-b.png" alt="" width="468px" height="100px" /></a>
「昭和から平成にならなかった」世界(修文年間)が舞台の艦隊これくしょん二次創作小説です。
『Third person』と世界観・時系列がリンクしていますが、単体でもお読みいただけます。
表紙は吹雪ひとりですが、吹雪以外の艦娘もちょっと出てきます。
コミックマーケット87で頒布したものの加筆修正版です。
「内容の方向性としては、キャラクター主体というより世界観こじらせ系です」というのは今も変わらず。
書店委託の申請とかはこれからやります。