戦争は終わった。
鎮守府は組織解体され、提督たちもその役目を終えた。
しかし、戦後の平和を謳歌する街のどこにも、ともに戦った艦娘たちの姿はなかった。
人々の思い出から、艦娘たちがこぼれ落ちていくように、「提督」という存在もまた、忘れられていく。
語り手たちは過去を語る。
自分自身の、一人称の過去を。
彼らは「信頼できる語り手」か、それとも「信頼できない語り手」か。
どう考えるかは、あなたの自由。
2014年12月29日(月)コミックマーケット87
P19b「RemyRed」(委託)
・A6(文庫)サイズ/本文80ページ/カバーつき
・会場頒布価格:500円
・書店委託:とらのあな
原作:艦隊これくしょん
内容の方向性としては、キャラクター主体というより世界観こじらせ系です。
独自の設定・提督成分多めなので、そういうのは興味ない・いらないという方にはたぶん向きません。お察しください。